『一日千秋』不妊治療の悩みや葛藤をリアルに描いた

 漫画です。

 

    

 

  無料試し読みはこちらから>>

 

  検索窓に『一日千秋』と入れてください

 

 

   一日千秋 ネタバレ・感想

 

   翔子と祐真の不妊の原因は、祐真にありました。

 

   精索静脈瘤による乏精子欠乏症

 

  静脈の血液が逆流し、精巣の周りに瘤(こぶ)ができて

 しまう病気――らしい…です。

 

  子供が欲しいなら、早いうちに治療が必要ということ

 でした。

 

  翔子は自分が原因でないことが分かり、幾分ホッとします。

 

  翔子にすれば、痛くもない腹を探られ続けてきたような

 ものですからね。

 

  それに、色々と自己管理、自己規制をして、食べたいもの、

 飲みたいものだって制限してきたんですから、本当に、

 大変だったと思います。

 

  その上、あらぬ疑いを懸けられて、プレッシャーもかけられ

 てきたんですから。

 

  とは言え、今度は祐真を支えなくてはなりません。

 

  祐真は、不妊の原因が自分にあったことに、ショック

 受けているようでした。

 

  そして、今まで、翔子に色々と負担をかけてしまったこと

 にも、罪悪感を感じ謝りました。

 

  不妊の原因の悪夢の結果からまだ、立ち直れないままに、

 更に追い打ちをかけるようにして、

 

  今、一番会いたくない、祐真の両親との会食がありました。

 

  祐真の父親の定年退職のお祝いということで、断るわけには

 いきませんでした。

 

  当然、いつものように、義母は“孫攻撃”を仕掛けてきます。

 

  「いつ、孫の顔をせてくれるの」

 

  「いつ、孫を抱かせてくれるの」

 

  孫!孫!孫!――です!

 

  義母は友人のところに孫ができ、焦ってもいる様子。

 

  多分、自分一人が、孫がいなくて会話にもついていけないの

 でしょう。

 

  だからなのか、その矛先は、当然の如く翔子に向けられ

 ました。

 

  「子供を産まないなんて、女として――」と、翔子に

 病院へ行くように言い始めました。

 

  祐真は耐えきれなくなり、本当のことを――…。

 

  この”孫攻撃”って、今は「モラハラ」?「セクハラ」?

 「マタハラ」?とにかく

 

  「ハラスメント」の部類に入るようになってきたと

 思うのですが?

 

  近親者の間ではどうなんでしょう?

 

  友達同士の会話でも、昔 気軽に「子供つくらないの?」

 ――て、会話してたなぁ…。まだ、「ハラスメント」という

 言葉がない時代でしたけど…。

 

  きっと、子供のいない友人には、嫌なことだったん

 だろうな、と反省し極ですm(_ _;)m ゴメン!!

 

  義母の言葉にじっと耐えるしかなかった翔子。胸の内は

 どんなでしょう?

 

  それでも、祐真がちゃんと言ってくれて良かったです。

 

 ただ、ただ、耐えるしかないのって、シンドイですからね…。

 

 『一日千秋』不妊治療で悩む人はもちろんのこと、

 そういった人が身近に、周りにいる人にとって、

 

 この漫画を読むことで、悩みを理解し、寄り添い支えて

 あげられるきっかけにに、なるのでは――?と思います。

 

 興味のある方はぜひ、読んでみてください。

 

  「まんが王国」はこちらから>>

 

  検索窓に『一日千秋』と入れてください

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Captcha loading...