『その男、タカ 加藤鷹ゴッドフィンガー伝説』1巻もんでんあきこ・作 ネタバレ・感想無料試し読み【どん底の生活から這い上がる】
『その男、タカ 加藤鷹ゴッドフィンガー伝説』は、実在のAV男優の加藤鷹さんの女性遍歴と、AV男優になるまでの紆余曲折を、「エロスの種子」などで有名な、もんでんあきこさんの作画で描かれた漫画です。
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【『その男、タカ 加藤鷹ゴッドフィンガー伝説』』1巻ネタバレ】
エリカと再会したタカはエリカと暮らし始めますが、二人は似た者同士の所以か、お互い気の強いもの同士ということもあって、ケンカが絶えません。
それでも、タカはエリカ自身に暴力をふるうことはなく、モノにあたっていたので、ケンカをすると家の中がメチャクチャです。
そのうちに、いつしか二人の心は離れていくことになりますが、決定的になったのはエリカの浮気でした。
ブティックに勤めていたエリカは東京出張ということで、よく東京に行っていたのですが、それは浮気相手に会いに行くためでした。
タカはエリカとのケンカの後、散々になった部屋の中で、エリカの日記を見つけてそのことを知るのです。
エリカが東京に行って、“別れ”の理由がどうしても聞きたかったタカは、追うようにして東京に行きます。
エリカに会いますが、エリカは
「私、あやまらないから!」
訣別の一言でした。
タカは東京で、エリカを見返してやろうとしますが、そう簡単には行きません。
やがてあっという間に所持金は底をついて、7円だけになってしまいました。
【『その男、タカ 加藤鷹ゴッドフィンガー伝説』1巻 感想】
エリカを見返してやることだけを考えて東京に出たタカさん。
たちまち水だけの生活になって、「死ぬかな…俺…」とまでいってます。
そんな時、窮地を救ったのは、母親からの現金書留でした。
ホント、ありがたいですよね。
そしてそのギリギリのタイミングで何故、現金書留が送られてきたのか――というと、これもやっぱり、友達にかけた電話が、そのきっかけを作ってくれていたんですね。
だからなのか、タカさんは人との繋がりを大事にしています。
会ったばかりの“汁男優”のバイトに失敗した、周平を拾って、秋田まで連れて行ったり。
タカさんのことが好きな、押しかけAV女優志願のマチを一緒に東京に連れて、二人を面倒みたりするのも、どん底の時に、周りに助けられたということなのだと思います。
そういった、人情味があるせいか、『その男、タカ 加藤鷹ゴッドフィンガー伝説』は、AV業界の裏話的なエロ漫画というよりも、加藤鷹さんの人間としての魅力を感じさせてくれる漫画です。
もちろん、もんでんあきこさんのエロはとても色っぽくて、壁|oノωノ) )))))))・・・イヤーン♪――て感じだけど、
陰湿な感じが無くて、健康的に見えます。
『その男、タカ 加藤鷹ゴッドフィンガー伝説』はAV世界の話なので、エロ満載です
(#⌒∇⌒#)ゞ ポッ
AV映画の撮影って、こんなふうなの⁉∑(ёロё)ホエー!!と目からうろこです。
“汁男優”なんて存在すら知りませんでした( ̄▽ ̄)
エロ満載ですが、もんでんあきこさんが描いているので、じめっとしたイヤラシさはないので、女性でも全然ОKだと思います(^▽^)V
何よりも、加藤鷹さんの人間としての魅力がよくわかる、ハートフルなヒューマンドラマの漫画だと思います。
ぜひ読んでみてください\(^o^)/
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