もくじ

カズミアキラさんの『闇女ーヤミ・カノー』

 

登場する女子がみんな、メンヘラで救いようのない闇を抱えています。

 

それを人付き合いの苦手な主人公の男子大学生が、ある日突然、

 

特殊な能力を持ってしまって、彼女たちの裏の顔を見てしまう――という漫画です。

 

 

       

 

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『闇女ーヤミ・カノ』3巻 ネタバレ

 

演劇部の副部長に脅される

 

演劇部の副部長は、潤に妹の雛子を、

 

学園祭の演劇に出演させるように要求してきました。

 

でないと、ネットに投稿している小説を速水に見せると脅してきたのです。

 

雛子は兄を思ってか、あっさりと承諾します。

 

美咲がアパートに戻ってきます。

 

事件の真相など、どうなったか怖くて美咲に聞けない潤。

 

美咲は相変わらず、潤に料理を持って来てくれ、雛子も美咲に懐くようになります。

 

美咲は潤の学校にも二人のために弁当を届けてくれるようになりました。

 

ある日、雛子がいない日、潤の部屋に料理をしに来た美咲と潤は、関係を持つようになります。

 

「ただ、いい奥さんになりたかっただけなのだ」と言う美咲に潤はほだされてしまったのです。

 

美咲のフェラであっという間にイってしまった潤。

 

台所で美咲をバックから攻めている丁度その時、台所の窓の外に由妃が――‼

 

美咲と由妃のバトル

 

学園祭、潤は教授に憑依して速水を探していると、美咲と由妃を見つけます。

 

物陰に隠れて二人の話を立ち聞きしていると、どうやら二人は潤を取り合っての言い合いをしているようでした。

 

美咲は「潤は自分の彼氏だ」と言い、

 

由妃は「潤が美咲のことを、性欲処理機だと言っていた」と返します。

 

そして「婚期を逃さないために必死で憐れすぎ」のオバサンと言います。

 

すると、眠っているはずの潤のカラダが起きて現れ、美咲を連れ去ったのです――‼

 

呆気にとられる大川に憑依したままの潤でしたが、どうすることもできません。

 

潤は他の誰かが、自分と同じような憑依する能力を持っていることに気付きました――!

 

『闇女ーヤミ・カノ』3巻 感想

 

狂気というほどの闇ではなく、やはり人間の二面性といったところでしょうか。

 

憑依することで、女性の闇を知りたいという潤を、演劇部の副部長が“覗き”をしているのじゃないかと思っていましたが、そこに一番近いような気がします。

 

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