『天獄の島』ネタバレ感想【鋭の頭に斧が振り落とされる‼】
もくじ
『天獄の島』は、落合裕介さんの漫画で2011年に映画化もされました。
“島流し”という刑が復活して、そこに送られた受刑者の話ですが、意図的に島流しになった男がそこである人物を探していくうちに、その島の秘密もわかっていく――というサスペンスにもなっています。
荒くれ無法地帯の漫画なので、バイオレンスアクション満載です！
グロいシーンもあるので耐性の無い人は、要注意です！
迫力ある絵柄と展開で、グイグイと引き込まれてしまいます‼
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『天獄の島』1巻 ネタバレ
狙い撃ち！
強風の中、鋭達めがけて、弓矢が狙い定めて射抜かれてくる！
逃げ惑うストライプのスーツ男や、白パーカーの男。
鋭は冷静に矢の射抜かれるところを探す。
そのうちに白パーカーの男は、弓矢の標的にされ
「お前の来ている服と、靴をこっちに寄越せ」と命令される。
しかし、パニクッたパーカーの男は逃げ惑い、遂には崖から転落して海に落ちてしまう。
鋭は自分を狙っていた男を追い詰め、聞き出すことは聞いた後そのまま逃がしてやる。
スーツ男と森の中を抜けると、カラスが騒ぎ立てているのに気が付き、見ると
その原因は、電柱に縛り付けられた死体。
鋭は山を遠方に見て、
「この道を北上していけば、いくつかの集落があるはずだ」
「受刑者たちも、おそらくそこに集まっているはずだ」そう言って冷静に判断する。
真っ青になっているスーツ男は、そんな冷静な鋭に対して
「なんでそんなに冷静なんだ」と訝しがって聞く。
鋭は、それに「自ら望んでこの島に来たのだ」と答えた。
夜襲
夜になり、薪を燃やし、スーツ男は寝てしまうが、鋭は眠りにつくことはない。
周りに気を配り、自分が見張られていることが分かっていた。
「出てきたらどうだ、俺は眠りはしない」
すると、片目の大男が手下を従え、斧を振りかざしてきたのだ！
「この島のことについて知りたい」という鋭に、
「お前が生きのびられたらな」と交換条件を出してきたのだ！
それに対して鋭は、木刀代わりの木枝を取り、「いいだろう」と受けて立つ。
壮絶なバトルが始まる‼
どう見てもウェイトで大男が勝っている！
大男は斧を振り回して鋭を追い詰める！
鋭は、下がる一方である、その中で、なんとか大男の動きを止めようとチャンスを狙い、
大男が斧を振りかざしたその瞬間――！
ドカッ！メキメキッ！バキィィッ！
あわやというところで鋭の真後ろの木を真っ二つに！
その気を見逃さず、鋭は反撃に出る！
斧を跳ね飛ばし、大男の目ん玉の寸前で木片の切っ先を寸止めしたのだ！
鋭が勝った！
鋭は大男から街のことを聞き出すが、大男と手下たちは、その街がどれだけひどい街であったか、口々に言うのだった。
それでも鋭は行くと言う。
「ある男を探すために」
街は「天国」という名だった。
『天獄の島』1巻 感想
鋭の執念と冷静な判断に魅力が感じられるバトルでした。
この冷静な判断はただものじゃありません！
一体どこからきているのでしょう⁉
バトルだけじゃなく、サバイバルにも強い！
電柱に貼り付けられた死体にも、全然動じません！
これはスーツ男でなくても、「あんた、一体、何者⁉」て思いますよね！Σ(ﾟдﾟ;) ﾇｵｫ!?
それだけに鋭の目的とするものが、一体何なのか⁉
この先の展開が楽しみです＼(^o^)／
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