『母の浮気』２巻 ネタバレ漫画感想【母がダブル不倫⁉⁉】
もくじ
『母の浮気』は水谷愛さんの漫画で、家族思いだった母親には、浮気相手がいたのではないか――…という、
一見ドロドロ系の漫画のように思えますが、実は、切ない“恋”のお話で、
女性なら母親側からの視点と、娘側からの視点で読める漫画です。
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『母の浮気』2巻 ネタバレ
母を抱きしめる男性は――⁉
「もう、頑張らんでええよ」
「いさお」
伊織は母親の田舎言葉で話す相手が誰だろうと思います。
そしてその相手の男性が母親を抱きしめるのを見てしまいます！
「――僕たちは結婚してからも、ずっと――…」
「お母さん！」
伊織は思わず声をかけ、火葬場に行く時間だと知らせます。
母は取り繕った様子を見せ、相手の男性に会釈して伊織を連れて出て行きます。
あの人は誰？
葬儀を終えて、考え込んでいる風な母に伊織は
「いさおって人はなに？」と切り出します。
それに対して母親は「昔からの知り合いで、古い友達」と言います。
それを聞いて、伊織は
「もしかして、元カレ？」
「まさか元カレと浮気してたりして」
驚愕し、顔を赤らめる母。
その反応を見て、逆に伊織は焦ってしまいます。
反発する娘
母が浮気していた――‼そう思った伊織は母親が体調を崩して入院しても、なかなか会いに行きませんでした。
頭の中では、母の気持ちも分かっているのですが、どうしても、娘の感情として受け入れることができなかったのです。
伊織が入院先に行ったのは、母親がかなり悪くなってからでした。
酸素マスクを付けて眠っている母親の寝顔を見ながら、
「お母さんは幸せじゃなかったの？」
「他の男に逃げたくなるくらい辛かったの？」
そう、聞いてみたくなりました。
けれどもそれを聞くことは怖くて聞けませんでした。
もし、「辛かった」と言われたら…。
突然の来訪者
家に母親の荷物を取りに行って、玄関先で伊織は見知らぬ青年に声をかけられました。
どこかで見覚えがあるな、と思っていたら、その青年は
「京子さんの浮気相手、いさおの息子の圭です」と名乗ったのです！
まさかのダブル不倫⁉
それは伊織にとって、一番最悪なパターンでした！
浮気相手の息子との対峙
伊織は「浮気相手の息子、いさおの息子・圭」と面と向かい合って話をすることになります。
どんな恨み言を言われるのかと、かなり構えていました。
けれども圭の口から出た言葉は、
父親が亡くなったということを、電話で知らせようとしたが、繋がらなかったということでした。
恨み言を言われると思っていた伊織は、圭から母と、相手のいさおとの関係を聞くことになったのです。
『母の浮気』２巻 感想
「浮気相手の息子」と堂々と名乗る圭は、ぱっと見、好青年のような感じです。
これは、伊織にも(｡･ω･｡)ﾉ♡の予感？
伊織は母親の浮気がどういったものなのか、下世話なことを想像してしまって、グルグルしているようです。
それに対して、圭は、至って冷静に話しているんですよね。
もう、前から知っていることなのか？
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