樹生ナトさんの漫画『マインドアビス―精神科医沖名皐月のカルテー』は、奇妙な症例ばかりに関心を持ち、警察にも協力を依頼されるという、「現代の魔女」とあだ名を持つ異端の精神科臨床医・沖名皐月。

 

その美貌と秘密めいた怪しい魅力を持った沖名皐月が視る、現代人の心の闇の幻想と真実とは――…。

 

       

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【『マインドアビス―精神科医沖名皐月のカルテー』

 13話 蝕 ネタバレ・あらすじ】

 

恵利香は、太っていることが罪と思い、自分には価値がないと思っています。

 

母親は恵利香に「もっと食べなきゃだめ」と言い、「そんなに痩せたって、ちっとも、可愛くない」と言うのですが、恵利香は

 

「お母さんみたく、太ったまま生きていられるほど、神経太くない!」と拒絶するのです。

 

「お母さん、痩せてるじゃない」と言う母親の姿は、恵利香には、ぶよんぶよんのシャーベイに見えます。

 

鏡に映った自分の姿は、脇肉がはみ出ていて、ムチムチしていました。

 

世間がポッチャリブームであろうとも、恵利香はそのブームには乗らず、サプリメントをボリボリ齧って食を補っていました。

 

ある日、街を歩いていて、恵利香は倒れてしまいます。

 

周りの人が自分を覗き込む様子に、悲鳴をあげてしまいます

 

全ての人がみんな、肥満体だったからです!

 

病院に搬送された恵利香はAN(神経性無食欲症)と診断されますが、ブドウ糖による点滴を、頑なに拒否してしまいます。

 

そこにソーシャルワーカーとして、皐月が現れます。

 

恵利香の目に写った皐月は、なんと!

 

超――肥満体でした‼∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?

 

【『マインドアビス―精神科医沖名皐月のカルテー』

 13話 蝕 ネタバレ・感想】

 

一瞬、だれッ⁉――と思ってしまいました!Σ(・ω・ノ)ノ! びっくりっ!

 

読み進めていくうちに、謎が解けました((^┰^))ゞ テヘヘ

 

これはこれで、不思議な症状ですね~。

 

けれども、拒食症の人って、大なり小なり、こういうところがあるような気がします。

 

他から見ると、痩せているのに、更にまた、痩せようとしているんですよね。

 

恵利香は“あんなにも”痩せているのに、もっともっと、痩せようとしていたなんて…。

 

やっぱり、心の病なんですよね…。

 

結末で、白河さんが、ストレス発散のケーキのヤケ食いしていましたけど…。

 

確かにストレスで太るよりは、美味しいものを食べて太っちゃった方が、健康的(?)かも…?

 

だから、ケーキは「心の栄養❤」には賛成❣(≧∇≦)ノ ハーイ♪

 

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