『惡の華』『血の轍』で有名な、押見修造さんの漫画『ハピネス』は、さえない男子高校生が或る夜、

少女の吸血鬼に襲われて吸血鬼になってしまい、――という、ダークファンタジーです。

 

        

 

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【漫画『ハピネス』4巻 あらすじ・ネタバレ】

 

居場所を失くした岡崎と勇樹はノラの元に行きます。

 

しかしノラは「こいつからは真っ黒な匂いがする」と勇樹を拒絶します。

 

そして、岡崎に「コイツといると破滅するぞ」と言うのです。

 

拒絶された勇樹はノラに攻撃し、足を噛み千切ります!

 

勇樹を止めに入る岡崎に「お前に何が分かる!」と言って逃げて行きました。

 

菜緒の家に血まみれの勇樹がかくまってくれとやって来ます。

 

菜緒は親に分からないように窓から勇樹を入れてあげると、勇樹は菜緒を求めてきました。

 

一方、岡崎はノラと行くことに決めました。

 

その条件として、「もう、誰も殺さないこと」

 

ノラは「わかった、がんばる」と微笑みました。

 

雪子は岡崎と勇樹を探していました。

 

すると、声をかけてきた男がいました。

 

桜根と名乗り、「妹を吸血鬼に殺された」と言うのです。

 

雪子も自分が知っている、岡崎の情報を教えます。

 

桜根は雪子に「一緒に探そう」と言うのですが…。

 

勇樹は菜緒の親にHをしている現場を押さえられ、父親に殴る蹴るをされ吸血鬼として覚醒すると、

 

父親に噛みついて血を飲み、母親も襲い、そして遂には菜緒も――…!

 

【漫画『ハピネス』4巻 ネタバレ・感想】

 

この巻は、岡崎と勇樹を対比させた巻でした。

 

スクールカースト最底辺でパシリに使われていた岡崎ですが、性善説派のようです。

 

それに、勇樹はせっかくできた友達だったこともあるでしょう。

 

そして吸血鬼になったことで、居場所がなくなってしまった、という切実な問題。

 

そうですねぇ…吸血鬼と普通の寿命の人間が一緒に暮らすのって、色々と問題ありますよね…。

 

特に家族と一緒だと。

 

どんな漫画や作品でも、吸血鬼って、居場所を探して、転々としていますよね。

 

4巻のラストでは衝撃的なシーンで終わってしまいますが、一体ノラは――!

 

『ハピネス』ダークファンタジーや、吸血鬼物に興味のある人におススメの漫画です。

 

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