漫画『ハピネス』3巻 ネタバレ・あらすじ・感想 無料試し読み【“吸血鬼”化する勇樹‼】
『惡の華』や『血の轍』で有名な、押見修造さんの漫画『ハピネス』は、さえない男子高校生が或る夜、
少女の吸血鬼に襲われて吸血鬼になってしまい、――という、ダークファンタジーです。
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【漫画『ハピネス』3巻 あらすじ・ネタバレ】
サクに死を吸われ、不良たちの死体と一緒に貯水槽の中に放置されてしまった勇樹。
岡崎は血の匂いをたどって、ビルの上の貯水槽で勇樹を発見します。
勇樹もまた、岡崎の時と同じように、吸血鬼になったことで、その変化に苦しみます。
勇樹が見つかったことを知って、菜緒と雪子が病院に駆けつけてきます。
岡崎は退院して家に戻ります。
雪子が心配して見舞いに来ますが、岡崎は「関係ない」と突き放します。
雪子は病気で亡くなった弟のことを話、そのことが岡崎の心を動かし、本当のことを雪子に話しますが雪子は岡崎の話が信じられません。
夜、ノラの呼ぶ声に導かれて岡崎は廃墟のようなところに行きます。
ノラは「ごめんね…私と同じにして、お前だけ殺せなかった」と言い、ここで二人して暮らそうと誘います。
「治せ!」と叫ぶ岡崎。
しかしその時、血への渇望が湧きあがり、ノラが自分の血を口移しで分け与えるのを飲んでしまいます。
「おいしかったか?」とノラは言いました。
逃げるようにして家に帰った岡崎は、家族に自分がこの家にいてもいいか?――と泣きながら聞きました。
病院では勇樹が母親を襲って、血を吸って殺してしまいます。
その頃、岡崎の家に知らない男たちが現れ、岡崎を無理やり連れて行こうとします。
男たちは、「噛まれないように、気を付けろ」と言って――!
【漫画『ハピネス』3巻 ネタバレ・感想】
勇樹が血を渇望して悶え苦しむ様子が、何ともリアルで、エグイ感じでした。
もんどりうったように、体をのけぞらせているところは、ホントにスゴイです。
脳内現象や、風景描写など、ファンタジーとしても捉えることができますが、どこか異形なものの見ている風景は、こんなふうに見えるんだよ――と、見せてくれているようで不可思議な感じがします。
『ハピネス』は、やっぱり、“読む”と同時に、“観る”漫画かな、と思います。
『ハピネス』はダークファンタジーや、吸血鬼物に興味のある人におススメの漫画です。
とりあえず、無料試し読みをしてみてください
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