『惡の華』『血の轍』で有名な、押見修造さんの漫画『ハピネス』は、さえない男子高校生が或る夜、

少女の吸血鬼に襲われて吸血鬼になってしまい、――という、ダークファンタジーです。

 

        

 

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【漫画『ハピネス』2巻 あらすじ・ネタバレ】

 

美少女の吸血鬼・ノラに噛まれてから、岡崎の日常生活は大きく変わります。

 

「吸血鬼としての本能」「人間としての理性」という葛藤はあるものの、悪いことばかりではありません。

 

人生で初めてできた“女友達”の雪子や、スクールカースト最底辺で、パシリに使われていた勇樹を不良から助けたことから、勇樹と彼の彼女である菜緒と友達になります。

 

「どっか、遊びに行かないっすか」と雪子に誘われた岡崎。

 

初めてのデートのお誘いにドキドキしながら正門の前で雪子を待っていると、勇樹と菜緒に会い、勇樹に

 

「遊び行こーぜ」と誘われ、返事に窮していると雪子が来て4人でダブルデートをすることになります。

 

“人生初”は岡崎だけではなく、雪子も“初ボウリング”で、4人とも青春しています。

 

勇樹は助けてくれた時のことを聞きますが、岡崎は「わからない」と答えます。

 

勇樹はそれ以上、深く聞いてきませんでした。そして、

 

「ありがとな」と言ってくれました。

 

その言葉に岡崎も「…殴って、ごめん」と謝りました。

 

すると、勇樹は岡崎の肩をがしっと組んできました。

 

二人の友情が結ばれた瞬間でした。

 

平穏な日常はそう、長くは続きません。

 

勇樹をリンチしていた不良は、この間の仕返しに岡崎の友達を使って呼び出し、岡崎をリンチにかけます。

 

リンチを受けたことで、血や極限状態におかれたことから、“仲間”を呼ぶテレパシーによってサクという吸血鬼が現れます。

 

サクは「これ、吸わないの?」「じゃあ、もらうね」と言って、躊躇なく素早く、瞬く間のうちに3人の血を吸ってしまいました。

 

そして「あとしまつしなきゃ」と首に手をかけます。

 

殺すことを止めようとする岡崎に「なりたて?」と聞いてきて「じゃあ、殺しとかなきゃ」と首に手をかけたのです。

 

岡崎が意識を失いかけた時、勇樹が助けに来てくれました。

 

しかし、相手は吸血鬼、後ろから勇樹の首を――!

 

【漫画『ハピネス』2巻 ネタバレ・感想】

 

岡崎君が覚醒してしまいました!

 

しかも勇樹の血を飲んで⁉

 

吸血鬼の漫画や映画はいろいろありますが、『ハピネス』の吸血鬼にはテレパシーのようなものがあるみたいですね。

 

サクが岡崎を殺そうとした時も、ノラが現れて助けてくれたけれど、これもテレパシーで呼ばれたのでしょうか?

 

ノラが岡崎に執着するわけは、一体何なのでしょう?

 

それにしても、岡崎を助けた時、サクをキーック!って、

パ、パンツは⁉∑o(*’o’*)o ウオオォォォォ!!

 

1巻の時も穿いていなかったけど、マントと上衣だけで裸足。

エロ (#⌒∇⌒#)ゞ ポッ

 

アップのノラの表情がいいですねー (*゚ー゚*)ポッ いかにも影のある美少女という感じです。

 

それに、病院での岡崎も、吸血鬼に覚醒したせいなのか、普段の冴えない高校生という感じじゃなくて、

薄幸の病んでいる美少年みたいです。

 

岡崎が病院の外を窓から見ている風景が見開きで描かれているのですが、それを見て、

ゴッホの「糸杉」や「星月夜」を思い出しました。

 

吸血鬼にはこんなふうに光が見えるのかなー、と…。

 

窓の明かりなんかも、全部フラッシュみたいに見えるせいで、眩しく感じられるのかも…。

 

サクはあの状態でも、死なないようなのでどっかで再生するのでしょうか?(゚_。)?

 

『ハピネス』ダークファンタジーや、吸血鬼物に興味のある人におススメの漫画です。

 

とりあえず、無料試し読みをしてみてください

 

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