『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』4巻 ネタバレ・感想 無料で読む方法【もう一人の悪魔を殺した‼】
さの隆・作『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』は半年間の失踪後、記憶を失ってしまった高校生、斎藤悠介はそれなりに日常を送っていましたが、
ある日、過去を知る者が次々に現れ、彼らは悠介のことを
『悪魔』と呼んでいました。
一体、過去の自分はどんな酷い仕業をしたのか?そして、失踪した半年の間に何があったのか?なぜ、記憶喪失になったのか?
“ダークな自分探し”のサスペンスミステリーの漫画です。
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【『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』4巻 あらすじ・ネタバレ】
悠介は明里とともに失踪していた、半年間の記憶を思い出し、環に話します。
二人は“ユーサク”と“チサト”と偽名を使って、一緒に暮らし始めます。
生活にも慣れ、5か月も過ぎた頃。
二人して海辺を散歩していたある夜、悠介は大男に後ろから石で殴られ倒れます。
男は海に倒れた悠介の頭を更に踏みつけます!
男は明里の両親を事故に見せかけて殺した犯人でした。
男は小向といい、明里の母親に惚れていたのですが、無視されて逆恨みをして殺したのです。
「一ノ瀬明里ちゃんだよね?ひさしぶりだねぇ」
小向は母親に瓜二つの明里をも蹂躙しようとしたのを
悠介が掴みかかりますが、体格差もあって、全く太刀打ちできません。
悠介はこの男から自分と同類の『悪魔』のヤバい匂いを嗅ぎ取ります。
明里が犯される寸前で、猫のユースケがスナックのママを呼んできて助かりました。
しかし、その後男は執拗に二人の前に現れます。
遂には、隣の部屋に引っ越してきます!
もうこれ以上は我慢の限界!
二人は小向を廃校舎におびきよせます――!
【『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』4巻 ネタバレ・感想】
明里の過去が悲惨すぎます ヒドイ・・・||||(・・、)
両親をストーカーに殺され、中学では悠介に玩具にされ、妊娠中絶。
精神的におかしくなってもしようがありません。
それでも、加害者の悠介と暮らしているというのは、負のリンクから抜け出せないせいか、そのことを一番よく知っているのは悠介で、普通の生活をしてきた人には理解してもらえないと、思っているのでしょう。
“呪い”は解いたはずなのに、再び明里には幻聴が聞こえ始めます。
その原因は、「お前だよ 斎藤悠介」と悪魔の悠介に責められ、悠介は気を失ってしまいます。
そして気が付いた時には、見つかった時の状態のボートの上でした。
明里と暮らし始めて、明里のことが好きになっていて、彼女を守ろうとして人を殺してしまった悠介。
これまでのエゴや、自分の“楽しみ”のために犯した罪ではありませんでした。
だからこそ、これまでの罪の深さを痛感して『悪魔』の自分と対峙した時、気を失ってしまったのかもしれません。
これが原因で、記憶喪失になったということでしょうか?
手紙に書いてあったのは、電話番号でした。
悠介は明里と再会します。
この後、二人はどの方向に向かっていくのでしょうか――…――…?
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