『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』1巻 ネタバレ・感想 無料で読む方法【熱湯を背中にかけられるという、虐めを受けていた‼】
さの隆・作『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』は半年間の失踪後、記憶を失ってしまった高校生、斎藤悠介はそれなりに日常を送っていましたが、
ある日、過去を知る者が次々に現れ、彼らは悠介のことを
『悪魔』と呼んでいました。
一体、過去の自分はどんな酷い仕業をしたのか?そして、失踪した半年の間に何があったのか?なぜ、記憶喪失になったのか?
“ダークな自分探し”のサスペンスミステリーの漫画です。
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【『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』1巻 あらすじ・ネタバレ】
斎藤悠介は高校に入るまでの15年分の記憶を失くしていましたが、環という彼女もいてリア充な高校生活を送っていました。
バイト先には高校生のシュウという男子がいました。
シュウの背中には酷いやけどの跡が残っていて、いつもロッカールームで着替える時に気になって、つい、見てしまいました。
バイトの帰り道、シュウはその火傷が付いた訳を話します。
中学時代にイジメにあっていて、お笑いの“熱湯風呂”のガマン大会にヒントを得て、背中にやかんで熱湯をかけられたのでした!
周りがドン引きする中、主犯格のリーダーであるそいつは、腹を抱えて笑って見ていた――と!
そしてそのリーダーこそは、悠介であることを聞かされます!
シュウはこれまでの腹いせのように、悠介を殴る蹴るして言います。
「オマエは過去から復讐され続けるんだ」
何も記憶を取り戻さない悠介の前に、会澤という男子高校生が現れます。
会澤は悠介の親友だったと言います。
過去の悪行の証拠となるものを悠介が持っていたらしく、その保管場所知るためには、悠介に記憶を取り戻してもらう必要がありました。
そのために現在の悠介を守るということで、二人は協力し合うという契約を成立させます。
【『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』1巻 ネタバレ・感想】
『悪魔』です!よくもここまで、酷いことができるな…というくらいに残忍で、非道です!
会澤は親友ということだったらしいのですが、あの手に“穴”をドリルで開けられた時は、まだ、親友ではなかったということですかね?
大体、ツルむ仲間はいても、友達といえる人はいたのでしょうか?
記憶がないから、無罪放免というわけにはいかないでしょう。
とにかく、過去の悠介はダークで、エグイ、クズです!
そのクズであった自分と真正面から向き合った時、悠介は自分自身をまともに受け入れることができるのかなあ…と思います。
記憶の断片が垣間見えてきて、どうやら、殺した相手も思い出したようです。
グロいというより、残虐という表現の方が『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』には、あっていると思います。
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