『パラフィリア~人間椅子奇譚~』あらすじ・ネタバレ・感想 無料試し読み【先輩の座る椅子になりたい‼】
佐藤まさき・作『パラフィリア~人間椅子奇譚~』は、2巻完結で短いながらも、風変わりで妙に印象に残る漫画です。
内気な女子高生が、同性の憧れの先輩の側に近づきたい一心で、“椅子になる”というストーリーです。
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【『パラフィリア~人間椅子奇譚~あらすじ・ネタバレ】
主人公の女子高生・瞳子は、両親が亡くなって、その葬儀の時に人々から同情の目で見られたことからトラウマになり、人に見られると、涙が止まらなくなってしまうという体質になってしまいました。
そのことが原因でイジメにあっていたので、誰も知らない女子校に入学しました。
そこで出会ったのが、神楽木マリ・生徒会長でした。
入学式の日、瞳子が人とぶつかって、その女子生徒と目が合ってしまい、あの厄介な体質で涙が滝のように止まらなくなってしまい、周りにドン引きされます。
その時、神楽木先輩がハンカチを差し出し、瞳子の手に渡してくれたのです。
それから神楽木先輩は瞳子にとって、熱愛するほどの憧れの人になりました。
出来ればハンカチを直接、神楽木先輩に返したい、と瞳子は思いますが、中々勇気が出ません。
生徒会が開かれる特別会議室に置いておこうと思っていた時、人の気配がして瞳子は咄嗟に椅子の後ろに隠れてしまいます。
神楽木先輩は入ってくると、深々と椅子に座り、暫くすると、何の動きもなくなっていたので、瞳子はそっと、椅子の前に行ってみました。
すると、神楽木先輩は無防備に眠っていました。
瞳子は、あんなにも憧れている先輩が目の前にいるにもかかわらず、声をかけることも、触れることもできませんでした。
「この椅子は、いつも先輩に触れられている…」
瞳子は椅子に嫉妬していました。
そして、悪魔のような所業を思いつくのです。
【『パラフィリア~人間椅子奇譚~ネタバレ・感想】
パラフィリアとは、異常性愛とか、性的倒錯というものらしいですが、
椅子になってでも、神楽木先輩に近づきたい、椅子になれば神楽木先輩と触れ合える、と思ってしまうところが、やっぱり、スゴイな――と思います。
というよりも、発想は意外と誰でもすると思うんですよね。
「好きな人の布団になりたい」とか、「壁になりたい」とか(BLか?((^┰^))ゞ テヘヘ)
でも、それを実行に移すというのが、まさしく、パラフィリアなのかな?と思います。
この後、瞳子は“椅子化”しますが、一体どうやって(゚_。)?――というのは、無料試し読みをして読んでください
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