『奈落の鎖～DVからの逃走～』結末ネタバレ・感想無料試し読み【DVを見て育つ子供は感情の起伏が無いのか？】
『奈落の鎖～DVからの逃走～』は宮島葉子さん・万衣花さんの漫画です。
新婚旅行で早々に夫から暴力を受け、日に日にDVやモワハラ、暴言が酷くなっていくという――現実でも問題になっている、リアルな漫画です。
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【『奈落の鎖～DVからの逃走～』あらすじ・ネタバレ】
沙奈の娘、「菜々美」は4歳になりましたが、表情に乏しい子供でした。
沙奈は菜々美を幼稚園に入れたかったのですが、則行に
「そんな馬鹿に幼稚園なんて金の無駄だ」と鼻で笑われてしまいます。
その上、酒に酔った勢いで菜々美の前で、沙奈に暴力をはたらきます。
「子供の前でやめて」と沙奈は訴えますが、
「このガキ、泣きもしない。どっかおかしいんじゃないのか？」
「お前に似て頭が弱いんだろ」と言うのです！
年々酷くなる則行の暴力に、実家に帰って母親に家に帰ってきてはダメか？――と聞きますが、
母親はすべて“夫婦喧嘩”でことを収めようとします。
そして、「キズモノのあんたが、あんなエリートと結婚できたのに…」と言うのです。
沙奈には“キズモノ”と言われる意味が分かりません。
家に戻りたくないという沙奈に我慢しろという母親には、訳がありました。
母親は、則行に借金をしていたのでした――！
【『奈落の鎖～DVからの逃走～』ネタバレ・感想】
則行は子供に対しても、言葉の暴力が酷いです！
「泣きもしない」「頭が弱い」とか言っていますが、
自分の大好きなお母さんが殴られいるのを見て、何を、どう、反応したらいいのでしょう⁉
そういうことを考えられないのって、「お前の方がよっぽど、頭弱いんとちゃうかッッ！」ヾ(｀◇´)ﾉ彡☆ｺﾉ!ﾊﾞｶﾁﾝｶﾞｧ!!
沙奈の母親にしても、自分の娘の“お岩さん”のような顔を見て、何とも思わないのかなあー？(ﾟ_｡)?
則行に借金してるからって、我慢しろって、それじゃあ、昔の売春宿に借金したのと同じ仕組みじゃないか⁉
それにしてもどうして、こんな“ゲス男”と結婚しちゃったのかなー？
結婚するまでは、全然暴力とか、暴言とかなかったのかなー？
見抜けないものなんでしょうねェー…？
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