バイト先のコンビニで、いつもタバコを二個買うヤクザに恋をしてしまう女子大生の、恋物語です。

 

住む世界が違うと分かっていても、惹かれてしまう、女子大生のどうすることもできないレンアイの『潜熱』を細やかに描いた野田彩子さんの作品です。

 

       

 

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【『潜熱』あらすじ】

 

コンビニでバイトしている大学生の瑠璃は、毎日必ず同じ銘柄のタバコを二つ購入する中年の男・逆瀬川のことが気になっていた。

 

思い切って逆瀬川に声をかけた瑠璃は、同乗する車の中で、自分の心の中に未知なる熱い火が灯るのを自覚し――ヤクザと女子大生の、危うく切実な恋物語…。

 

         引用元/まんが王国

 

【『潜熱』ネタバレ・感想】

 

瑠璃はトモのバイト先のカフェで、好きな人ができたことを報告します。

 

恋バナに盛り上がる瑠璃とトモに、トモの同僚がやたらと絡んでこようとします。

 

客がレジで待っているにもかかわらず。

 

その客はちょっと嫌な客ではあったんですが。

 

もめているところに、なんと、逆瀬川が手下を連れて現れます。

 

「推しがかぶった!」て――トモ。

 

ここ、笑えました( ̄▽ ̄)

 

完全にトモは逆瀬川の連れた手下の方を、瑠璃が好きになった相手だと思ったみたいでした。

 

すぐにそれは違ったということはわかりましたが( ̄▽ ̄)

 

すぐに、トモは逆瀬川のことがヤクザだと分かって、瑠璃に対して心の中で、赤信号を送っているんです。

 

でも、トモのその心配をよそに、この時逆瀬川と話をしている時の瑠璃の表情がとても嬉しそうなんです。

 

逆瀬川は瑠璃の食べている、オムライスとクリームソーダを見て

 

「かわいいねぇ」と言って出ていきます。

 

どうやら、このカフェは逆瀬川のものらしく、トモは“元締めヤクザだ――!”とショックだったようですが、

 

逆に瑠璃は、逆瀬川がカフェの経営者だったんだ…と安心している様子です。

 

トモは瑠璃が“カン違い”しているのでは――と思いますが、瑠璃の嬉しそうな顔を見て何も言いませんでした。

 

瑠璃、本当に、逆瀬川のことただのカフェ経営者だと思っている?――嘘でしょう…?

 

この間、事務所にも行ったし、手下が運転する車にも乗ったじゃない (゚ロ゚;)エェッ!?

 

瑠璃は「マゾっぽいのに、かみついてくる」と言われていましたが、天然も入ってる――?

 

『潜熱』はタイトルの『潜熱』の通り、まるでこもっていた熱が別のカタチに変化していくような、恋の話です。

 

瑠璃のどうすることもできない想いに、共感したり、せつなくなったりします。

 

興味のある方読んでみてください

 

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