『一日千秋』ネタバレ・感想 無料試し読み【不妊治療のリアル】
『一日千秋』は、不妊治療の悩みや葛藤をリアルに描いた漫画です。
以下、ネタバレを含みますので、
「まんが王国」で先行配信になっているので、興味のある方は読んでみてください
検索窓に『一日千秋』と入れてください
一日千秋 あらすじ
――避妊しなければ子供なんて、すぐできると思ってた――
34歳のОＬ翔子(しょうこ)は、結婚7年目で子供はいない。
夫の協力のもと、不妊治療を続けているが、
周囲の妊娠に焦り、義母からのプレッシャーを感じ、治療の
期待と落胆の繰り返しに翻弄される日々。
焦りや不安。不妊治療とその家族を取り巻く人々の環境の
悩みや葛藤をリアルに描いた作品。
一日千秋 とは――？
-
1日がとても長く感じられ、
”待ちこがれる” 気持ちが強い こと。
恋い慕い、”待ち望む” 気持ちがとても強いこと。
――と あります。
- この漫画の、”赤ちゃんが欲しい――！”という切実な願いを
- 表した女性、家族にピッタリのタイトルだと思います。
一日千秋 ネタバレ・感想
――避妊しなければ子供なんて、すぐできると思ってた――
多くの若い女性は、多分、そう思っているのだと思います。
色々な情報が入ってきて、ようやく、
“子宮も老化する”と認識され、生殖年齢は有限であるという
ことを実感するようになってきたのでは、と思います。
『一日千秋』の中でも、翔子の後輩の茜が、避妊に失敗した
ことが出てきます。
この、茜の「最後の一本」と言って、タバコを吸おうと
したり、「今じゃなくたって」「やりたいことがまだいっぱい
あるんだから」「また次産めばいい」などの
言動や行動の一つ一つが、どれだけ、翔子の胸に
突き刺さったことか…と思います。
「また次――」があるとは限りませんからね。
女性を取り巻く環境やライフスタイルは、
とても子供を生んだり、育てることに適しているとは
言い難いので、
キャリアアップを考えている女性にとっては、
とても難しい選択になると思います。
漫画『一日千秋』の主人公、 翔子の場合、会社は、
翔子が病院に通うことに
深くは追及したりはしていません。
そして、 翔子たちは体外受精というステップアップを
経済的な理由と体のことを考えて、しないことに
決めていました。
不妊治療で支払っていた治療費が「２万４千円」でしたね。
これを安いと思うか、高いと思うかは、各家庭によると
思いますが…。
うーん…(-_-;ｳｰﾝ
『一日千秋』は不妊治療で悩む人はもちろんのこと、
そういった人が身近に、周りにいる人にとって、
この漫画を読むことで、悩みを理解し、寄り添い支えて
あげられるきっかけにに、なるのでは――？と思います。
興味のある方はぜひ、読んでみてください。
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