「――うなぎってのはタンパク質なら、なんでも喰っちまうんだそうだ…なんでもだぜ」

冒頭、その暗喩から始まる『うなぎ鬼』は、借金から裏家業を手伝うことになった男が、得体のしれないコンテナの運び屋になって、事件に巻き込まれるという裏社会をリアルに描いた、サイコサスペンスなホラー漫画です。

 

高田 侑さんの小説を、落合 祐介さんが漫画化したものです。

 

         

 

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【『うなぎ鬼』2巻あらすじ】

 

千脇の仕事には、売春の斡旋もあって、女の子たちの送迎をいつもは富田がしていますが、富田が足を怪我したというので、倉見がドライバーになっていました。

 

女の子たちは、倉見に挨拶くらいはしますが、全く興味は持っていません。

 

ところが、新人のミキは、倉見のことを「カッコいい!」と言い、倉見はそれだけでミキに好感をもちます。

 

女の子たちをみんな送り出した後、話は、“マルヨシ水産”の運びの仕事の話になります。

 

富田は最初に行った時に運んだものは“間違いなく人間だった”と、確信をもっていました。

 

富田はキャバクラの雇われ店長の時代、客が

 

「死体を専門に、始末する業者がある」と話していたのを聞いたことがあると言います。

 

「始末費は500万」

 

「24時間以内の若い女の死体なら“50万”」

 

富田は、マルヨシ水産のある黒牟では、8歳の女のコが売春させられていると、山木から聞いたと話します。

 

倉見が深夜2時に帰ると、妻の朋子がまだ起きており、温かい食事も用意してありました。

 

そして、“アノ”15万円を、倉見に好きに使うといいと言ってくれます。

 

倉見はミキに惹かれていき、ミキの妹が妊娠して、中絶費用がいるというので、“アノ”15万から、12万をミキに渡してしまいます。

 

倉見とミキはメル友になり、暇さえあれば、ミキとのメールを楽しむようになります。

 

再び、黒牟のマルヨシ水産に行くことになった倉見。

 

しかし、その日の仕事は普通のうなぎの配送でした。

 

仕事が早めに終わったため、千脇の弟たちと、焼き肉やに行くことになりました。

 

“牛モツ鍋”と“豚ホルモンの鉄板焼き”をしょっちゅう食べているからと、

 

他の3人が言うので、倉見一人で食べていました。

 

倉見は店のあたたかい家庭的な雰囲気に、黒牟の町に対して間違った印象を持っていたことを反省しますが、

 

酒を飲もうとして、“ガリッ!”――と、何か固いものを噛んで吐き出すと、

 

それは“人の歯”――のようなものが――…。

 

【『うなぎ鬼』2巻ネタバレ・感想】

 

ものすごーくいい奥さんがいるのに、倉見はミキによそ見をしていますね。

 

ミキは、かなりの“ビッチ”

 

倉見、完全にカモにされていました。

 

それを知って、ミキをどうするのか?

 

倉見が食べた、“アレ”は一体、何の肉なんでしょう…知りたいような、知りたくないような…(llФwФ`)ガクガクブルブル

 

『うなぎ鬼』は、こういうところが怖いんですよねぇ~…。

 

ハッキリとはわからないけれども、もしかして…みたいなところが…。

 

『うなぎ鬼』は、かなり、かなり、ディープな世界です。

 

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