『この愛は、異端』ヤングアニマルに掲載されている森山絵凪さんの漫画です。

 

天涯孤独となった少女が親戚中をたらい回しになって、絶望の果てに自殺を試みますが“悪魔の手”によって、命は助かります。

 

そして偶然(?)古本屋で見つけた黒い本から“悪魔を呼び出し”てしまいます。

 

悪魔を呼び出したからには契約を結ばなくてはならず、「1つの願いには1つの対価を支払い、死ぬまでずっと悪魔と、行動を共にするというものでした」その対価とは――…。

 

少女の「体」でした――…。

 

        

 

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【『この愛は、異端』2巻12話 ネタバレ・あらすじ】

 

旭がバアルの作った幻聴と幻覚によってやつれてしまったことで、淑乃は彼を救うべく、旭が自分に関わらないように話をします。

 

バアルが叔父などではなく、親戚にたらい回しになっていた時に引き取って、育ててくれたこと。

 

彼との性的関係

 

そして

 

「あの男を…愛してる…」――…と…。

 

しかし、家に帰ってバアルは旭を殺すことに“決めた”と言うのです。

 

淑乃は必死に懇願し、

 

「私の貞操を…あなたにあげるから…」

 

旭を殺さないでくれと言いました。

 

バアルは「両親を生き返らせることも、拒んだのに」と、旭を憎々しげに思いますが承諾します。

 

淑乃はシャワーを浴び、ベッドで体をさらけ出します。

 

バアルの愛撫に体をよがらせる淑乃。

 

そんな淑乃をバアルは

 

「心を殺してまで、私に抱かれるほど…あの男が好きなのか…」と思いました。

 

そして声を殺して泣く淑乃を見て、契約を破棄します。

 

「二度と旭蒼也と、関わらない」と誓わせて!

 

突然怒り出したバアルに、淑乃は戸惑います。

 

自分がバアルの何かに気に障ったのかと思って。

 

そして、淑乃は気づきます――…!

 

自分が嘘や方便ではなく、また、父親や兄としてではなく――…。

 

バアルのことを愛しているのだ――…と…!

 

【『この愛は異端』2巻12話 ネタバレ・感想】

 

遂に、遂に――!淑乃自身が、自分がバアルのことを男として愛しているのだということに、気づきました!

 

けれども、その気持ちに結局は蓋をしてしまうんですよねー…。

 

相手が悪魔だから、その気持ちを利用されまいとして…?

 

バアル自身はどうなんでしょう?

 

どこまで自分の気持ちに気づいているのでしょう?

 

自分には愛など分からないと言って、物凄く、淑乃に執着しているのは、すべて、“魂”を得るため、“獲物”だから?

 

でも、13歳どころではなく、もっと子供の頃、受精卵∑o(*’o’*)o ウオオォォォォ!!の頃から?目を付けて、いや、目をかけてきたみたいだから、悪魔と言えども、情は湧くでしょう。

 

いびつな契約があるがゆえに、本心を晒すわけにはいかない恋人同士――⁉の行く末は――…⁉

 

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