高野ひと深さんの『私の少年』は、30歳のОL12歳の少年の関係をとても繊細に描いた漫画で、

「このマンガがすごい!2017<オトコ編>第2位!」になった漫画です。

 

ジャンル分けするところによりますと、“おねショタ”というジャンルに分けられているのですが、どうも、ピンとこないなー…。

 

二人の関係は、はっきりと説明できる関係ではないと思います。何にも例えようがない、形にできない、言い表すことのできないもどかしさ故に、切なさを感じてしまいます。

 

       

 

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【『私の少年』2巻後半 あらすじ・ネタバレ】

 

弟の遼一が帰ってこないというので、慌てている真修。

 

聡子は迷いながらも、真修の家に上がります。

 

聡子がそこで見たものは、物が散乱したリビングでした。

 

6月にも関わらず、冬物のセーターや衣服が散乱していて、テーブルや床にレジ袋、チンして食べる食品のゴミがそのままにありました。

 

聡子は上がり込んでしまったことに、自分が間違っているのでは…?と思いつつも、半開きの扉の部屋に何かを感じ、開けて電気をつけてしまいます。

 

そこには仏壇があり、母親らしき女性の遺影がありました。

 

咄嗟に扉を閉める聡子。

 

聡子は学校の連絡網に電話しようとして、限界に気づきます。

 

自分が真修にとって、ただの“他人”であることに――!

 

聡子は真修の代わりに外を探しに行きます。

 

コンビニで探しているところ、真修から「弟が帰ってきた」という電話が入りました。

 

ホッとして、公園のベンチでビールを飲みながら、真修の家のあれこれについて考えます。

 

夏場に出しっぱなしのセーターや冷凍食品、土日に仕事で子供二人をおいておくこと――…。

 

すべて「あるある」だけれど、「ダメでしょ」と…。

 

真修に夏休みの思い出を作ってあげたくて、聡子は真修をプールに連れて行きます。

 

そこで真修の同級生、小片奈緒と対面し、真修の“ご近所さん”と自己紹介します。

 

今度は花火大会に行こうと約束していたのですが、弟がいなくなった時のことが父親に分かり、真修はその時、サッカーの練習をしていたとウソをついてしまいます。

 

そのせいでサッカークラブを辞めることになってしまいました。

 

聡子は自責の念というよりは、真修に「幸せになってもらいたい」と思い、会社関係のクラブチームを探します。

 

それを椎川が見て、「お前、オカシイよ」と言うのでした。

 

雨の日に練習中止を言いに来た真修に聡子はクラブチームのチラシをみせて、自分じゃ指導力不足だから、きちんとしたところで経験を積んだ方がいいと説得します。

 

その言葉を真修は受け止めますが、聡子に向けた肩は震えていました。

 

「練習続けてた…の」

 

「あいたかったからです 聡子さんに」

 

絞り出すようにそう言った真修を、聡子は引き寄せて抱きしめました――…。

 

【『私の少年』2巻後半 ネタバレ・感想】

 

うーん…。都会のご近所付き合いのなさが盲点になっているような…。

 

もともと、この父親が、子供を介しての付き合いを億劫がらずにいたら、こんなことにはならないのではないか…?

とも思うわけです。

 

サッカーの試合場の送り迎えしてもらうと、お礼しなきゃいけないから、面倒くさいとか――。

 

夜遅くなるなら、やっぱり、ご近所さんにお願いするとか、考えないものですかねぇー。

 

管理人は田舎っ子で昭和の人間なもので、今一この、プライバシー重視(?)というのに疑問があります。

 

それができないなら、携帯くらい肌身離さずいてもいいのではないかと思いますが?

 

後々出てきますが、携帯禁止!というような会社のようではないみたいですし。

 

なんだかなぁ…、自分が果たしていない責任を、子供に押し付けているよう見えるんだけど…。

 

まあ、はじめっから、親の了承を得て、というのが道理なんでしょうけど、この父親が初めからそれを了承したとは思えないし…。

 

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