「子供を殺してください」と言う親たち 漫画 ネタバレ・感想無料試し読み【アルコール依存症】
“「子供を殺してください」という親たち”は、原作・押川剛さん、漫画・鈴木マサカズさんのノンフィクション漫画です。
重度の統合失調症やうつ病など、精神科医療を必要としながら、適切な対応が取られていない子供たちを、親の依頼で説得し、医療につなげる業務を行っているトキワ精神保険事務所のノンフィクション漫画です。
現実の家庭内の問題を描いているので、とても考えさせられる漫画です。
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【「子供を殺してください」という親たち あらすじ・ネタバレ】
親と子供の殺し合い
木村則夫（仮名）39歳は、アルコール依存症の患者でした。
則夫は押川さんの質問に的確に答えますが、初対面の人にいきなりタバコをねだったりするなどは、他人への依存心や依頼心が強く、立ち直りが難しいということです。
則夫は、建築会社で働いていましたが、酒席のトラブルで会社を辞めてからは、職を転々とし、酒量も上がっていきました。
そして、酒を飲むと必ず飲酒運転をしました。
車を大破させるような事故を起こした後、アルコール依存症の治療を受けるために素直に病院に行くのですが、
退院後、「ビール一本くらいならいいだろ」と飲みはじめてしまいます。
その後、10年間家族に暴力をふるい、家中のものを壊し、とうとう
飲みながら、失禁や脱糞までするようになってしまいます。
そして、包丁を持って父親に襲いかかったのです。
【「子供を殺してください」という親たちネタバレ・感想】
親と子供の殺し合い
アルコール依存や薬物依存には、パーソナリティ障害や精神病質があると書かれていました。
その本質に向き合わないと解決は難しい――と…。
100人に1人くらいしか立ち直れないそうです。
とても難しいことなんだなと思いました。
則夫の両親は、もう、則夫を見放していました。
則夫の父親は一度も則夫のことを名前で呼ばなかったことを、押川さんは指摘しました。
この家庭の根底には、“何かが”あるようでした。
「子供を殺してください」という親たちは「まんが王国」で読むことができます。
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