『新・ダンボールで育った少女』3巻ネタバレ・感想 無料試し読み【希の骨までしゃぶろうとする大人たち】
『新・ダンボールで育った少女』は真田魔里子さんの、とてもショッキングな漫画です。
お子さんをお持ちの方や、これから出産という方は、とても不快に感じられるかもしれませんので、おススメできません。
大丈夫そうな方だけ、まずは無料試し読みをしてみてください。
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【『新・ダンボールで育った少女』これまでのあらすじ】
女子高生が公衆トイレで産み落とされた赤ん坊、“158番”
誰にも望まれずに生を受けた“158番”は児童養護施設で“希”と名付けられます。
希は実の母である女子高生、せりかによって、闇サイトに宅配物として送られます。
受け取り主は大学の医学部の冷泉。
彼女は新生児を材料とした、薬品を作り、他国に売る副業をしていました。
冷泉が宅配物を受け取った時、まだ赤ん坊は生きていました。
冷泉は気まぐれからか、この赤ん坊を“158番”と呼んで育てることにしたのです。
【『新・ダンボールで育った少女』3巻ネタバレ・感想】
お花見遠足以来、希はダンボールの中にこもっています。
希は倉橋の何気なく言った、独り言を聞いていたので、倉橋の持ってくる食事には手を付けません。
「毒が入っているから」
倉橋は、希を侮れないと思いました。
施設の院長にそのことがバレて、問い詰められると思いきや、院長は驚くことをいったのです。
冷泉の反撃
拘置所では冷泉が、倉橋が希を利用した売名行為をしていることに、苦々しい思いで報道を見ていました。
そして、如何に“158番”を奪還するか画策していました。
冷泉は拘置所で、模範囚でした。
裁判では自分の罪を認め、反省の弁を述べ、目論んだ通り、罪の軽減に成功します。
「懲役3年、執行猶予5年」
執行猶予を勝ち取った冷泉はその場で釈放となります。
そして、裕福な祖父母の元に行き、自由に動けるような行動を取ります。
【『新・ダンボールで育った少女』感想まとめ】
希を取り巻く環境は相変わらず過酷で、希はたった一人の戦いを強いられています。
大人の事情というものでしょうか、お金が絡んで更に、ドロドロ感が増してきたように思えます。
希の周りの大人たちは、希を金づるとしか思っていないのか、これでは冷泉といた時と変わりませんね。
『新・ダンボールで育った少女』はとても悲惨な漫画なので、読めそうだな、というか、
興味のある方は読んでみてください。
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