高野ひと深さんの『私の少年』は、30歳のОL12歳の少年の関係をとても繊細に描いた漫画で、

「このマンガがすごい!2017<オトコ編>第2位!」になった漫画です。

 

ジャンル分けするところによりますと、“おねショタ”というジャンルに分けられているのですが、どうも、ピンとこないなー…。

 

二人の関係は、はっきりと説明できる関係ではないと思います。何にも例えようがない、形にできない、言い表すことのできないもどかしさ故に、切なさを感じてしまいます。

 

       

 

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【『私の少年』3巻 後半 あらすじ・ネタバレ】

 

聡子は早見氏と約束したように、真修との練習の始まりと終わりにLINEで連絡を入れます。

 

花火大会に行けなかったので、花火を用意して二人で楽しみます。

 

締めくくりは“ラムネ”です。

 

開けたとたんに噴出したラムネを真修が「がむっ」と口で抑えるとこがカワ(・∀・)イイ!!

 

聡子は瓶の中に入っている、“A玉”の逸話を真修に話します。

 

小さい頃に父親に、中の玉を外に出して欲しい、と頼むと父親は地面のコンクリートに叩きつけて割って取り出したのです。

 

もちろん、瓶は粉々、中の“A玉”も傷ついてしまいました。

 

その話を聞いて真修はどうしても、“A玉”取り出そうとしますが、子供の力ではなかなか取り出せません。

 

手をケガしてしまうかもと思い、聡子はやめさせようとするのですが、真修は

 

「絶対 出す」と聞きません。

 

「私が 出してあげる」

 

聡子が瓶をひねると、スポッ――と。

 

真修は自分の非力さに、ちょっとショックです。

 

「…俺が出してあげたかったんです」

 

聡子は出せたのは真修のおかげだから、持ってて、とA玉を渡しました。

 

その後、聡子は会社で椎川に呼び出されます。

 

早見氏が、認めていないことを聡子がしているため、腹を立てている――ということでした。

 

いろんな所へ連れまわしているとか、部屋に上がっているんじゃないか、ということでした。

 

聡子は、震えながら椎川に全てを話しました。

 

椎川は聡子が、真修に同情してやったことだと思いました。

 

聡子はどんな処分も受ける――と言いました。

 

そして聡子は仙台に転勤になってしまいます。

 

送別会の夜、聡子は椎川に言います。

 

真修がかわいそうで、手を差し伸べたのではなく、自分の方が手を差し伸べてもらっていたのだ――…。

 

色々与えたつもりが、逆にもらいすぎてしまったので、全部失くしてしまったのだ――…と…。

 

聡子が仙台に旅立つ日、真修は聡子を探していました。

 

けれど、聡子はもうすでに発った後でした。

 

聡子は乗り換えのホームで留守電に入っている真修の伝言を聞きます。

 

真修は泣きじゃくりながら、

 

「何も聡子さんからもらったりしません、…だから、いなくならないで…」

 

それを聞く聡子も涙が溢れて――…。

 

【『私の少年』3巻後半 ネタバレ・感想】

 

“A玉”の話がこの漫画のテーマを現しているようでした。

 

外に出すと傷ついてしまい、A玉ではなくなってしまう。

 

それを二人して力を合わせて“A玉”のまま取り出すこと

 

聡子が真修に喜んで欲しい、幸せになって欲しいと思ったことが、親からすれば出過ぎた真似するな、ほっといてくれ、ということなんでしょうね。

 

けれども、真修の父親の場合、やることやっているようには思えないし、回転寿司のことにしても、“嫉妬”か“やっかみ”のような気がしてしまいます。

 

自分がせっかく、いいところ見せようと思ったのに――という。

 

それに職場に携帯持ち込んでるじゃん むっ・・・ ( ̄∩ ̄#

 

最終話には2年後の仙台での聡子の実家暮らしと、ドラマティックなラストが――w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!

 

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