高野ひと深さんの『私の少年』は、30歳のОL12歳の少年の関係をとても繊細に描いた漫画で、

「このマンガがすごい!2017<オトコ編>第2位!」になった漫画です。

 

ジャンル分けするところによりますと、“おねショタ”というジャンルに分けられているのですが、どうも、ピンとこないなー…。

 

二人の関係は、はっきりと説明できる関係ではないと思います。何にも例えようがない、形にできない、言い表すことのできないもどかしさ故に、切なさを感じてしまいます。

 

       

 

そのあたりは、まず、無料試し読みしてみてください

 

「まんが王国」で無料試し読み>>

 

検索窓に『私の少年』と入れてください

 

 

【『私の少年』3巻前半 あらすじ・ネタバレ】

 

「練習続けてたの、聡子さんにあいたかったからです」

 

涙ボロボロの真修にそう言われて、聡子は思わず抱きしめてしまいます。

 

雨に濡れた服を着替えさせ、クラブのことを真修に何も聞かずに進めてしまったことを謝ります。

 

そして、練習を続けて見てあげると言うと、真修はホッとして、気が抜けたのか、聡子の膝に頭を乗せました

 

こんなふうに真修から甘えるような素振りを見せたのは初めてでした。

 

2週間ぶりの練習の後、夏休みの宿題はもう、終わったという真修にご褒美は何が欲しい?と聡子が聞くと、真修は

 

「背が欲しいですっ!」と答えました。

 

車とかに乗れるようになって、聡子さんとどこでも行けるから――と。

 

つまりは、“早く大人になりたい”ということなんですよね。

 

公園での練習を終えて帰ろうとした時でした、真修の父親に会ったのです!

 

事が把握できない真修の父親、早見は、聡子の説明を聞こうとはしません。

 

けれど、真修は聡子を心配して立ち尽くしています。

 

早見は真修の意地でもそこを動かないぞ!という気配にあきらめ、聡子の話を聞くことにしました。

 

早見は真修を家に帰らせてから、ファミレスで話を聞くと言いました。

 

聡子は緊張した面持ちで、早見を待ちました。

 

何をどう、説明したらいいものか…。

 

早見が来ると、まずは名刺を差し出しました。

 

その名刺を見て、早見は自分も取引をしたことがあると言い、肩書で聡子を一応信用したようでした。

 

聡子は大体いつから真修のサッカーの練習を見るようになったのか、その経緯を一通り説明しました。

 

それに対して、早見は真修が思い付きでサッカーを始めただけとか、向いていないのだということを言うので、聡子の頭の中は全く噛み合わずに、ごちゃごちゃになっていきました。

 

聡子は、真修の背が伸びて、どんなことでも今は吸収して成長していくのをみて、眩しかった、と自分の気持ちをつたえました。

 

早見が言葉に窮していると、真修が店に飛び込んできます!

 

そして約束事をみんな守るから、聡子との練習を続けさせて欲しい!と頼みました。

 

【『私の少年』3巻前半 ネタバレ・感想】

 

親への説明大変だなぁ…。

 

おまけに聡子が日ごろ見ている真修と、早見が見ている真修が、全く違うというのは一体、何なんでしょう?

 

椎川は相変わらず、「キャパ一杯の奴に何を言っても無駄だろ」なんて言ってるし、確かに聡子は“冷静”さを欠いてはいるけれど、それが“情”というのじゃないのかなぁ…。

 

それでは、椎川タイプの大人は、どう対応するのだろう?

 

最寄りの機関に連絡して、後はよろしく。もしくは、初めから見て見ぬふり。

 

聡子は逆に一歩踏み出すことができて、スゴイな、とも思っちゃうんですが。

 

真修の家庭が、今一つ分かりません。

 

どうやら、早見氏の妻は30歳くらいで亡くなって、早見はそれをずっと、引きずっている様子です。

 

真修って、誰かの連れ子なのかなー?

 

仏壇の遺影の母親にもあまり似ていないようだし…?

 

『私の少年』「まんが王国」無料試し読みできます\(^o^)/

 

「まんが王国」はこちらから>>

 

検索窓に『私の少年』と入れてください

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Captcha loading...